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『物語』・・・詩集『道しるべ』より

2017-7-14 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

『物語』

 

命を与えられた主役が登場する

そして、課題が与えられる

 

最初の分岐点

 

課題を無視するか、手をつけるか

 

いずれにしても、課題の登場によって環境が変化する

そして、次の選択肢を迫られる

 

第2の分岐点

 

自力で進むか、他者と協力するか

 

いずれにしても、何かしら、経験として、知識となる

どちらも、決して無駄にはならない

やがて、これまでの結果が迫ってくる

 

最後の分岐点

 

この行き先は、主役でも決められない…

良い結果が良いのか、悪い結果が良いのか

 

そして、物語は終わっていく

 

生きていく中で、幾つもの物語が生まれ、記憶の図書館に飾られていく

それでも、全く同じ物語などない

 

だから…

名作と呼ばれなくても、納得できる物語を残したい

与えられた命だからこそ、自分で選択し、歩いて行きたい

 

どんな分岐点であっても、必ずゴールは同じ

主役の未来へと繋がっている…


 

               詩集『道しるべ』より

 

                          

 

 

 

 

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