ティータイム

昭和偉人伝『相田みつを』の人物像

2017-4-28 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

昭和偉人伝『相田みつを』の回、先日見させていただきました。相田みつをさんの名前が

「にんげんだもの」で知られるようになったのは、この世を去る7年前、60歳を過ぎてから

と言います。

 

若くして書道界の権威ある展覧会に入選し、「自分の作風はこれでいいのか」と、悩み続けて

おられたとか…。当初は見本のような美しい字を書いていたんですよね…。基がしっかり

しているからこそ、味のある優しい字になったのでしょうね。最初から、ああした字なんだ

と思い込ませるあたりは、画家でいうとピカソ級って事ですかね?

 

師と仰ぐ住職の『あってもなくても良い物は、ない方が良い』と言う言葉をきっかけに、

長い年月をかけて独自の“書のかたち"が生まれていったそうですが、支えた家族も素晴らしい

ですよね。ひたすら書にのめり込む人を支え続けたのですから。

 

相田さんの生き方を示唆したのは、戦地で亡くなる前に兄が残した言葉『周りがどうであれ、

男として自分が納得できる生き方をするように』。相田さんは、亡くなった兄達の分まで

命の大切さを、出来るだけ多くの人に伝えたいと書に没頭したそうです。

 

短い言葉のメッセージが書となるまでに、相田さんは想いを文章にし、そこから『無くても

良い物』を、ドンドン削り落としたからこそ、シンプルだけれど、インパクトのある深い

言葉を残していけたのですね。

 

番組の最後は、こんな相田さんの3行の書で終わっていきます。

 

一生燃焼

  

一生感動

 

一生不悟

 

ゆるぎなく自らの信念のために走り抜いた人生。書かれた『優しい書』からは想像もできない

ほど、強い人だった事、命を大切にし、亡くなった人たちの事を思い、納得のいく生き方、

納得のいく書を求め続けた人だったんですね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ある朝、突然、携帯(スマホ)が壊れたら…

2017-4-27 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

今朝の事ですが、「今何時?」かと目覚まし代わりに使っている携帯で確認しようと見た

ところ、うんともすんとも反応しないのです。仕方なく少し離れた時計で確認したところ

5時45分。起きる時間まで、まだ5分はありましたが…

 

私が使っているのはiPhoneですが、最初はバージョンアップの起動時みたいな感じかなぁと、

横の電源スイッチを長押ししたり、画面下のセンターボタンを長押ししてみたりしたのですが

無反応…。携帯の電源が入らなくなった事に、ドッと恐怖の汗が出てきて、いつもなら5分でも

横になっているところ起き出して、今度は横の電源スイッチと画面のセンターボタンを同時に

長押ししてみたのですが、それでも無反応…で・・・顔面蒼白…。

 

『連絡先のデータが全部消えたら』とか、『ブログの下書ストックが消えてなくなったら』

とか、『今日のブログも、出勤途中に書けなくなってしまう』とか、『朝、気付かなければ

寝坊していたのでは』と・・・走馬灯のように頭に浮かんでくるではありませんか…

 

仕事に行かなくてはならないし、早く携帯のデータ安否を確認したいしで、焦りながらも髭を

剃り初めて出勤準備…。間もなく、家内が起き出してきたら…

 

『俺の携帯壊れたかも…』と話すと…

家内は…

『日頃から乱暴に扱っているからよ』

…と、これ見逃しにバッシング…

私は…

『ちょっと携帯貸してくれる?』

…で、家内の携帯を借りて、ネットで…

【アイフォン 電源が入らない】

…と検索をかけてみたのです。すると直ぐに答えが見つかるじゃないですか…

【電源スイッチと画面センターボタンを同時に10秒から15秒間長押しする】と…

 

同じ事はやっていましたが、10秒程度で、15秒もやっていなかった為に復旧できなかったの

です。朝の出勤前のドタバタ劇、ネット1つで対処法を獲得でき、修理屋まで行く必要もなく

解決できて、本当に良かったですよ。・・・と、同時に思ったのは、こんなにネットや携帯で

便利な時代に生きてしまうと、もし無かったら、どれだけ効率の悪い生き方を強いられるの

だろうと、思い知らされるのでもありました。

 

それでも、そんな風に考えると、『これで良いのか?』と妙な気持ちにもなりますが、この

復旧方法だけは忘れまいと思ったのでありました…(^_^;) こんな私も、もはや携帯(スマホ)

に取りつかれた依存症なのでしょうか・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

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ミシュラン、三ツ星が自殺者を生むとは・・・

2017-4-25 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日、『ノンフィクションw』という番組を見ました。良い音楽が流れていると思ったら、

あの坂本龍一さんが音楽を担当していました!

 

さて、今回初めて見る番組の中身は、フランス料理界の巨匠ドミニク・ブシェさん。1974年

あのジョエル・ロブション氏に見いだされ、1981年には「トゥール・ダルジャン」の総料理長

となって東京店をオープンさせた超エリートの料理人です。

 

そんなドミニクさんは、日本人の料理に対する姿勢や日本の食材が大好きということで、

世界中のオファーの中から日本を選んで出店されたのです。その背景には30年に及ぶ親交と

東日本大震災がありました。

 

日本に根を張る覚悟で、日本人スタッフと理想のレストラン作りに挑戦。伝統的フレンチに

新解釈を加えた料理、“友人を家に招くような”サービス、そして、フランスのエスプリの

効いた雰囲気を目指すというのです。

 

パリ8区に店を構えるドミニクさんは、シェフ自ら客をもてなすことが大切ということで、

パリと東京を行き来する日々。多忙を極める中、『日本で作る人生の一皿』新しい“スペ

シャリテ”を生み出すことを決意し、その素材に選んだのは日本産の魚介です。信頼して

採用した29歳の厨房チーフらと試行錯誤を重ねていきます。

 

ドミニクさんが「星を目指さない」と明言するようになった背景には、フランス料理界の

ある悲しい事件がありました。三つ星を取っていた友人の店が格下げになった時、その友人

シェフは自殺してしまったというのです。ドミニクさん曰く、星が減るということは、

料理の価値が下がってしまったように見えてしまうのが良くないと。

 

今まで星の数は目安であって、1つだって取るのが大変なのに、料理人から見れば、星の数が

自分の料理を否定されてしまうかのように受け止めるのかと、衝撃の話でした。ミシュラン

ガイドが参入して7年の日本。星は客を惹きつける要素となっていますが、料理人にとっては

翻弄されるほどに心に影響を受けてしまうのかと。。。

 

ドミニクさんは星を基準にしない“本物のフレンチレストラン”を目指しています。ある意味

それはミシュランへの挑戦の様にも見えました。スペシャリデについてインタビューされると、

『決めるのはお客さんですよ』と答えていました。何ともドミニクさんの人柄を感じさせて

もらえて、あれだけトップを走ってきたにもかかわらず、1から組み立てようとする姿勢に

思わず応援したい気持ちになりました。

 

…とは言うものの、よく分からないものの…きっと銀座店ともなれば、私が行けるような

お値段では食べられないのだろうなぁと予測もできるので…とりあえず気持ちだけ…お店は

銀座にあって『ドミニク・ブシェ トーキョー』という名前です。御昼がかけそば260円の

私には、ちょっと遠すぎますよね(^^;)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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映画『ちはやぶる』上の句、下の句、そして…

2017-4-24 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

映画『ちはやぶる』上の句、下の句の2編、一気に見させて頂きました!元々は、競技

かるたを題材とした少女漫画で、娘が愛読していた事で、私も知ることになり、どんな

物かと今回は実写の映画で知ることになったわけです。

 

第40回日本アカデミー賞では、売れっ子の広瀬すずさんが優秀主演女優賞を獲得して

いますが、個性的な登場人物が織り成すドラマと躍動感のある競技かるたの描写で

楽しく見ることができました。

 

単行本の発行部数は、2014年12月現在で累計1,200万部を突破しているらしいですよ。

少年漫画に通ずる「熱さ」を有する作風から「熱血スポーツ漫画」と評されるそう

ですが、同時に恋愛や友情、離別や再会といった青春ストーリーも描かれていました。

 

大人でも映画としては充分成立していましたし、話の中で使われる百人一首から抜き

出される短歌の言い回しや解釈、込められた思いなど、日本人の心にはピッタリの中身

だった気がします。

 

上の句では、競技かるた関東大会編、下の句は、全国大会編。現在は、ここまでが

映画化されていますので、今度作られる次回作(今年の春に撮影が始まるとの事で

したが…)は、クイーンズ戦なのでしょうか。

 

対戦が終わると死んだように倒れ込んで寝てしまう主人公や、百人一首に惚れ込んで

タイムスリップしている呉服屋の女の子、学力優秀で部活をする気のなかった机君他

面白いキャスティングもさることながら、競技かるたでは、札が飛んで行って壁などに

突き刺さるシーンなど迫力もあり、是非お勧めの映画でした。
 

 

 

 

 

 

 

 

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衝撃!『隠れ油という大問題』

2017-4-21 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

今日は1冊の本をご紹介させていただきます。弊社近くの三省堂一階の推薦図書で目に入って

きたこの一冊・・・『隠れ油という大問題』林 裕之著
 

 

表紙が目立つように並べて置かれていたので、正に目に入ってきて買うハメになった本です。

内容紹介では以下のように書かれていました…

**********************************************************************

「隠れ油」を知っていますか? それはあなたが知らぬ間に年間13リットルも飲んでいる、

商品に隠される植物油のこと。現代人が大好きな食品のほとんどにこの油が含まれています。

ヘルシーだと思われている、サラダ油やキャノーラ油、オリーブオイル、パーム油などの

植物油は、アトピー、花粉症、冷え、肌荒れ、肥満、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、

ウツ、認知症など、さまざまな現代病の原因になります。植物油に潜むこの事実も隠されて

しまっています。

 

この油がなぜ危険なのか? そしてなぜこれほど魅力的なのか? さらにこの油によって、ニッ

ポンにどんな事態が進行しているのか? この油をやめると心身にどんな良いことが起こる

のか……etc.油を変えたことで娘のアトピーを治癒させた植物油研究家が、「隠れ油」の危険

性をわかりやすく解説。身近な食品に「隠された油」と、「隠されてしまった植物油の実態」を

あぶり出しました。さらに今日から始められる、正しい油を使った少油生活のヒントをお伝え

します。・・・中略・・・

 

私たちが変えたのはたった一つ「油」だけです。ほかに特別なことは何一つしていません。

にもかかわらず、アトピーはもちろん花粉症、冷え、便秘、鼻炎、慢性的なダルさなどの

改善が一気に起こってしまったのです。「油って、そんなに悪さをしていたのか! 」断油生活

から少油生活を実践した私たちは、身をもってそのことを実感したのです。
**********************************************************************

 

いかがでしたか?油については、これまでも普通の人よりは情報を得てきましたが、今回の

情報もなかなかディープでした。私にとっては1,404円と高い本ですが、買って良かったと

思っています。信じる信じないは別として、可視化された巻頭の”隠れ油図鑑”は衝撃の映像で、

買わなくても見られるので、是非本屋さんで覗いて見てください。

 

丁度、我が家にもアトピーで困っている娘がいるもので油には気をつけないとと改めて考え

させられました。植物油脂の恐さは、そこそこ知っていたものの、リノール酸や植物油に

ついても考えさせられ、添加物も含めて考えると、何と日本の食品の危険な事かとグッタリ

してしまったのです。

 

そう言えば、つい先日、某番組であの『和の鉄人』、元気な道場六三郎さんの食生活を追って

いましたが、『煮る』『焼く』『蒸す』が基本で、そこには『揚げる』がなかったような…。

ポテトチップス、大好きなんですが、なぜ人間が油を抑制できないかまで説明があったので、

本能に振り回されないよう、頑張らなければと思ったのであります…。単純な人間は辛いなぁ…
 

 

 

 

 

  

 

 

 

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実話が基のキャプテン・フィリップス

2017-4-20 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日、2009年4月に起こった実話を基に作られた、トム・ハンクス主演の映画『キャプテン・

フィリップス』を見ました。あの『ソマリアの海賊』に襲われた貨物船の船長の物語です。

 

ソマリア人漁師のムセたちは、彼らのボスから金を稼ぐよう強要され、ムセはナジェとエルミ、

10代半ばのビラルを連れて海賊行為を行おうとしていました。この出だしを見ていないと

ラストシーンの船長の言葉が生きてきません。

 

フィリップス船長が舵を取るコンテナ船アラバマ号は、最初の接触で海賊の追跡を振り切る

ことに成功しますが、2度目の接触では振り切ることができず、梯子を使って船に侵入した

わずか4人に。武装していなかったアラバマ号はあっという間にシージャックされてしまい

ます。

 

海賊がブリッジに乗り込む前に、フィリップス船長は、乗組員を機関室に隠れさせます。

乗組員たちも連携して海賊の隙を探し、海賊リーダーのムセを捕らえ、解放する条件に下船を

求めますが、救命ボートに海賊が乗ったとき、フィリップス船長を解放せずにボートを海に

落とし、船長は人質として連れ去られてしまいます。

 

船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊

ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で描いていきます。船長としての

誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇に目が

行ってしまい、シールズの凄さをアピールしているかのように見えてしまいますが…。

 

ラストの緊張感あふれる中で船長が10代のビラルに話しかけたワンカットの言葉が、オープ

ニングで命令されてやってきたムセ達の状況を思い起こさせ、何とも貧しい海賊と若者の死が

哀しく心に残ったのです。一瞬で終わるこのシーンを見逃してしまったら、シールズ凄いなぁ

で終わっていたでしょう。

 

もっと、こうした海賊の貧しさ、10代半ばの成人しきっていない若者が巻き込まれている事

…そんな部分をしっかり描けていれば、ノミネートだけでなく受賞までたどり着けたのでは

ないかと感じ、残念でもありました。それにしても円熟期を迎えたのか、トム・ハンクスの

演技は素晴らしかったです・・・。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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怪物に挑む頼もしい主人公

2017-4-19 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

4月11日放送のガイアの夜明け『業界の〝巨人〟に挑む!』ご覧になられましたか?

 

ここ数年、アパレルメーカーの業績が軒並み悪化するなか、過去15年で売り上げが20倍と

急成長を続けているアダストリア。「ニコアンド」を始め、家族向けブランド「グローバル

ワーク」、「ローリーズファーム」などを展開しています。

 

アダストリアの強さの秘密は、高品質で低価格を実現する「多品種少量生産」にあるとか。

通常「多品種少量生産」では、生産性が下がりコストがかかると良いイメージはありませんが、

アダストリアには、コストを削減させ低価格を維持する工夫がありました。

 

それは、一つの糸が七変化を遂げてしまうという製造技術。一つの糸を、特殊な機械で

織り方を変えることで、様々な特徴を持った糸を作り上げていくのです。伸縮性や肌触り、

豊かな色も、同じ糸から作っていくというのです。

 

アダストリアは、また“普段の生活をもっと楽に”をコンセプトに「機能性」に特化した生活

雑貨の新ブランド「LAKOLE」を3月下旬に立ち上げています。無印良品を意識したブランド

だそうですが、正に無印良品の店舗の正面でオープンさせていくのだから大した度胸。

 

各アパレルブランドから集められたスタッフやデザイナーで構成されているそうですが今後

どうなって行くか楽しみです。我が家の近くに出て来たら、ちょっと覗いてみたいと思ったの

でありました。

 

もう一つ紹介された会社は独自の家電を展開している「Bsize」という家電ベンチャー。

「STROKE」と呼ばれるLEDライトや無線充電器の「REST」、GPS.を利用した見守り端末

など面白い家電が目白押し。

 

小さな者が大きな怪物に立ち向かう、何とも映画やゲームの世界の主人公のようで頼もしい

ではありませんか!ちょっと店舗名を覚えておいて、通りかかったら是非入ってみたいと

思ったのでありました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1秒でも早くiPS細胞で人を救いたい

2017-4-18 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

カンブリア宮殿 4月13日放送の長いタイトル『なぜ、"手術下手"な医者が、ノーベル賞をとれた

のか?劇的な【iPS細胞】発見から10年― "夢の医療"最前線』の回、ご覧になられましたか?

 

山中先生のiPS細胞の発見からはや10年。今、世界中の研究者が人間の臓器を作ったり、

不可能だった新薬を開発したり…様々な研究を行っています。眼球、胃、心臓…人間のあら

ゆる部位は、小さな細胞が増殖し様々な形に成長することでできていきますが、そんな細胞を

成長以前の状態へ“初期化する方法”を発見したのが山中先生。

 

つまりiPS細胞を培養すれば、理論上どんな臓器でもゼロからつくることが出来るというの

です。今やiPS細胞は1,100億円を投じる日本の国家プロジェクトに認定され、再生医療分野

だけでも市場は2020年に2兆円に達するといわれるそうです。新薬開発に関しても、病気に

侵された細胞を増殖させることで検証スピードを何十倍にも早めているとか。

 

東大阪の部品工場に生まれた山中先生は、父の言葉から経営者ではなく医者を目指したそう

です。しかし、医者が向かないことに気づくと臨床医をあきらめ、不治の患者を治すための

研究の道を志します。“再生医療”という言葉もない時代…細胞の研究にのめり込みアメリカへ

渡り、そして再び日本へ…。

 

しかし、アメリカと日本の研究環境の差に打ちのめされ、雑用に追われて肝心な研究時間を

得られず、何年も何年も結果が出ずに実験用マウスの世話に追われる生活がつづき、うつ病に

罹るまで疲弊したそうです。

 

そんな山中先生を支えたのは、アメリカ時代のグラッドストーン研究所長が語った【学者として

成功する為のVとW】…「ハードワーク【W】だけじゃダメだ、何の為に研究するのか…

ビジョン【V】がなければ!」

 

山中先生は父親や仲間など、今まで救うことが出来ず人生を終えた人々を思い、地道な研究を

続けました。そして2006年…ついに京大の研究所の一室でマウスからiPS細胞を作製する

ことに成功。誰もが夢と思っていた“細胞の初期化”を実現し、未来の医療へ扉を開いたのです。

 

山中先生が所長を務めるiPS細胞研究所では、研究者が自由に細胞を使えるストックサー

ビスを始め、研究者同士が常に情報交換できるように間仕切りなくオープンスペースになって

います。「まだ誰も救ってない…1秒でも早くiPSで人を救いたい」という思いから、ノー

ベル賞に立ち止まることなく走り続けています。

 

そんな山中先生は、毎年欠かさず「京都マラソン」にも参加されているそうです。ランナー

として注目を集めることで、iPS研究へ寄付を呼びかけるのだそうです。欧米に比べて

圧倒的に学術研究に「寄付」が集まらない日本。山中先生はそんな文化を変えるべく、様々な

努力をして、まだ収益源のないiPSの研究への理解を広めようとしています。

 

医者ではなくて研究者の道を進んでくれて本当に良かったと思います。難病に苦しむ人を

助けたいという明確なビジョンがあるからこそ、これだけのハードワークな日々を走り続け

られるのでしょうね。本当に尊敬してしまいます。迫力すら感じてしまう凄い先生です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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組子細工に魅せられた日本人とアメリカ人

2017-4-17 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

4月13日放送の『世界!ニッポン行きたい人応援団』“組子細工”心から愛すアメリカ人を

ご招待!の回、ご覧になられましたか?今回は組子が大好きという家具職人のアメリカ人

ジェレミーさんが主役でした。

 

組子とは木材だけを組み合わせて作る接着剤を使わない装飾技法のことで、ジェレミーさんは

5年前にたまたま手に取った組子の本に感銘を受けたのがきっかけで好きになり、今では

仕事を辞めて、ネットで自作の組子を売るまでになっています。

 

ジェレミーさんの夢は「ニッポンの職人さんに組子を教わること」。 訪れたのは長野県

飯田市にある工房。 高い組子の技術を持ち新しいことにも挑戦し続けている憧れの塩澤

さんが今回のメインのお相手。

 

目の前で塩澤さんの組子作りを見せてもらい、組子作りに欠かせない道具「葉カンナ」と

いう組子専用の道具の使い方を教わります。 葉カンナは、普通のカンナと違い、三角形の

刃で正確な山型に削れるので 木を美しく組み合わせることができる道具です。

 

最後に、塩澤さんが誰にも見せたことがない、個展に向け行っている作品作りを見学させて

くれ、そればかりか35,000個もの木片を使う目玉作品作りを手伝わせてくれます。「人生で

一番緊張する」と話すジェレミーさんでしたが、そんなジェレミーさんにここまでしてくれ

たのは、この塩澤さんもまた、仕事を辞めて小さい時から憧れていた組子職人になっという

重なるものがあったからかも…

 

いつもの事ですが招待される外国人の方が本当に熱心で、それを受けとめる日本人も心を

開いてのおもてなし。最後には塩澤さんが工夫して作ったという秘密の道具を見せ、また、

ジェレミーさんのために刃の調整をしてくれた葉カンナまでプレゼントしてくれます。

 

いつも心温まり、日本の良さも再発見させてくれる良い番組です…。素敵な人に出会え

ると、心が洗われるようですし、なぜかホッとして嬉しくなりますね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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健康を見守る遠隔診療アプリ

2017-4-14 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

4月2日放送の未来アイズ『MRT株式会社』の回、ご覧になられましたか?通勤電車の中で、

ふと気がつくと周りの人の殆どがスマホを操作している…そんな世の中になっていますが、

今回は、そんなスマホが人の健康を守ってくれる…そんなお話でした。

 

高齢化が進み、医療ニーズが増え続ける一方で医師の数が慢性的に不足しているという

医師の需要と供給の不均衡が続く昨今。在宅診療患者数は、およそ70万人いると言われて

いるそうです。医師たちの「医療を想い、社会に貢献する。」を企業理念とし、実現する

べく立ち上がった、MRT株式会社 代表取締役社長 馬場さん。馬場さんは、自身が医療に

命を救われた経験を持ったことで、医療に貢献しようと会社を立ち上げだそうです。

 

国内初の遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」を株式会社オプティムと共に

提供している馬場さん。ポケットドクターは、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル

機器などを活用して、医療を必要としている人々と遠隔地にいる医療の専門家をつなぐサー

ビス。

 

スマートフォンのカメラを利用して相談者の顔色や患部の状況確認、ウェアラブル機器で

収集されたバイタルデータの確認により、より具体的なアドバイスや診療が行えるものに

なっています。

 

利用にはインターネット接続可能なスマートフォンもしくはタブレットに専用アプリの

インストールが必要ですが、たったそれだけで医療を受ける事が出来なかった遠隔地の

人でも直接医師とのやりとりが出来るようになるのですから、画期的な事です。そんな

アプリだからこそ『ヘルスケアビジネスコンテスト2016年』のグランプリに輝いています。

 

被災した地域では、避難生活が長期化することで被災者の健康状態の悪化が懸念されてい

ますが、そんな問題解決の一助となることも充分期待されます。診療から会計、薬の配送

まで、全てをカバーしようとしている遠隔診療アプリ。

 

新しくポケット栄養士のアイデアも出てきているらしく、医師たちの「一人でも多くの

患者を救いたい」という想いや、常に医師がそばにいる安心感を届けたいと挑戦を続ける

馬場さん、素敵な方でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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