ご挨拶


9月開催の前回Regenerative Medicine Crossroad® in Tokyo #8(RMCR#8)では多数御来場いただき、再び盛会の内に催行することができました。 これも皆様方の御支援の賜物と、開催関係者一同、深く感謝しております。

さて、今回のRMCR#9では、粒ぞろいの精鋭パートナリング希求企業・機関4社を招聘し、それぞれユニークで興味深い開発プロジェクト、技術について講演いただきます。
Caladrius Biosciences(USA)はRMCR#1に登壇し、その後日本で自家CD34+細胞による重症下肢虚血治療CLBS12の治験を開始、先駆け指定も受けて開発を進めています。 今回はPivotal Phase2へ進むにあたって、開発・商品上市のパートナーを探しています。
BioCardia(USA)は種々の細胞治療の臨床開発を進めており、最も進んでいるプログラムは米国でPhase3が進行中です。 今回、自家骨髄由来細胞による虚血性心疾患治療CardiAMP、他家間葉系幹細胞による心疾患治療CardiALLO、他家NK1+間葉系幹細胞による中枢神経系疾患治療NeuroALLOの3プログラムについて、日本での開発に向けてパートナーを探しています。
Miromatrix Medical(USA)は灌流法で脱細胞した(他家・他種由来)組織・臓器基台に患者の幹細胞を生着、培養して移植用組織・臓器を作成する技術を開発しています。 肝臓、腎臓で臨床入りを目指し、日本企業とのパートナリングを望んでいます。
QIMR Berghofer Medical Research Institute(オーストラリア)は細胞免疫治療に関わる種々の基盤技術を研究開発する研究機関で、独自の製造技術を活用したcGMP準拠の治験用製造施設(Q-Gen Cell Therapeutics)も保有・運営し、受託製造も行っています。 日本でT細胞、T-reg細胞等を使った細胞免疫治療を研究開発している企業、研究機関との協働・提携を望んでいます。

これら4社のパートナー希求企業・機関の他、今回は特別講演として、野村総合研究所の山田 謙次プリンシパルをお招きし、再生医療、細胞・遺伝子治療の実用化を推進する上で大きくクローズアップされてきている、医療経済的視点から見た治療の価値評価について御講演いただきます。

今回のRMCR#9も強力な講演ラインナップを得て、充実したものになるものと、開催関係者一同、大いに期待をしております。 皆様の積極的で、力強い御参画、御支援を衷心よりお願いする次第です。



2018年12月吉日
Regenerative Medicine Crossroad® 実行委員長
菅野 秀則