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アンチエイジング・・・糖化というキーワード

2016-11-14 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

今日はアンチエイジングの日だそうです。「いい(11)とし(14)」の語呂合せから、

NPO法人アンチエイジングネットワークが制定されたそうです。アンチエイジング

とは、いつものWikipediaによれば、積極的予防医学の一種で、老化を防ぐために

行う行為の総称で、抗老化医学というのが正式名称のようです。

 

老化と体内で起こる糖化は、密接な関係にあって、老化現象の顕著な特徴と

糖化反応は直結しているそうです。【糖化とは、植物がエネルギーを貯蔵する目的で

作り出したデンプン等の多糖類が分解されて、エネルギーとして活用可能な少糖類・

単糖類になる化学反応のこと。】

 

コラーゲンの糖化は、肌の張りと弾力性を失わせ、老化した皮膚へと変質させる

主な要因です。老人に多い皮膚の変色もまた、糖化およびメイラード反応に伴う

色素の形成の結果だそうですよ。糖化された老廃物の蓄積が白内障や動脈硬化の

進行となって表れるのです。

 

老人が骨折しやすくなるのは、骨密度の低下だけでなく、強度そのものの低下も

関係しているようです。骨に含まれるコラーゲンの糖化は、骨の質を劣化させます。

 

アルツハイマー病は脳内のアミノ酸が糖化された結果蓄積されていく老廃物が原因

という説も存在しているとか。また体の糖化と糖尿病の合併症やメタボリック

シンドロームには深い関係があることが、日本抗加齢医学会、日本メイラード学会、

日本統合医療美容学会、日本抗加齢美容医療学会などで報告されています。

 

抗糖化ケアは、摂取カロリーの適正な調整を行い、急激に血糖値を上げないGI値に

留意した食生活をおくることによって実現されます。たとえば、果糖のほうが他の

糖類よりも血糖値の上昇が少ない性質を捉えて、果物から先に食べる工夫をする

だけでも、血糖値の急激な上昇を抑えることが可能になり、体の糖化の抑制が期待

出来るとか。

 

ドクダミ茶、菊茶、シソ葉茶、柿の葉茶、グアバ茶、ハマ茶などの健康茶は、

コラーゲンの糖化に対して強い抑制力を示しており、抗糖化作用を有する食品

としては、ローマンカモミール、サクラ、紫菊花、などが発見されています。

 

記念日を制定した、アンチエイジングネットワークによれば、本来のアンチ

エイジングが目指すものは、人の成長が止まった後、見た目の老化現象とともに

急激に落ちていく体のエイジング曲線の角度を少しでもゆるくしていこうというもの。

 

60歳で到達してしまうと言われる体の劣化を70歳、80歳まで引き延ばすことが

できれば、「老化」のスピードを抑えたことになるわけです。逆からみると、

80歳なっても60歳程度の劣化にとどまっていることは、20歳も若さを保っている

といえるというのです。

 

肌年齢とか、血管年齢とか、よく聞くようになっていますが、生活を見直し、

健康に長生きしたいものです。以前にもお話しした『抗酸化』と今回の『抗糖化』

・・・大切なキーワードのようですね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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