ティータイム

【不可能を可能にする天才発明家の挑戦】 カンブリア宮殿

2024-10-20 NEW!

 ネジロウの社長、社会の課題を克服していく道脇裕さんが今回の主役。"異次元の発想力"を持つ道脇さんの全貌が中心となっていました。

 

これまで打開策が見つからなかった課題を、独自の発明で続々と解決することで"天才発明家"と呼ばれるネジロウの社長、道脇裕さん。橋や建築物、飛行機など...あらゆる場所で使われる「ネジ」が抱える「どうしても、緩んでしまう」という難題を、いとも簡単に解決し、世界を驚かせた人物。番組では2021年に道脇を取材し、企業のお困りごとを常識破りの発想で解決する姿を目の当たりにしていました。そんな道脇さんが...コロナ禍にもまた、新たな課題解決を実現していました。道脇さんは『新型コロナウイルスを"99.999%"不活化させる』という、前代未聞の装置を完成させたのです。ウイルスの脅威、人口減少、インフラの老朽化など...ニッポンが抱える社会課題に立ち向かう道脇さんが目指すものとは、一体、何なのか?世の中の"不可能を可能に変える"、天才発明家・道脇さんの挑戦に番組は再び密着していました。

 

道脇のエネルギー源は、ペットボトルの“レモンティー”。常に持ち歩き、1日に10本以上飲んでいるといいます。そんな生活の中でも、道脇の頭の中では、続々と発明が生まれ続けていました。そして、その発明の種を具現化するための新プロジェクトも動き出していました。それが世界最大級の規模を誇る鉄鋼総合商社「メタルワン」とタッグを組んで立ち上げた、「ネジモ」という新たな会社。道脇はこの会社で、約10万社とも言われる取引先が抱える「課題」を技術コンサルトという立場で解決していくというのです。労働人口の減少や社会インフラの維持など、ニッポンが抱える難題に挑む道脇さんの仕事ぶりは迫力あるものでした。

 

いまでこそ「天才発明家」と呼ばれる道脇さんですが、ここに至るまでの道のりは、決して平たんなものではありませんでした。最初に味わった苦難は小学生の時。道脇さんは、入学して1週間で教科書を読破し、理解していたといいますが、教科書の内容をなぞるだけの授業に満足できず、いつしか「授業は拷問のような時間だ」と感じて、小学校5年で自主休学を選択してしまったのだ。その後は、中学も、高校も、ろくに通わず、とにかく自分の好きなことだけをやる人生を歩んできたそうです。そんな人生を歩んできた道脇さんは、どういう経緯で「ゆるまないネジ」を生み出したのか?そして、画期的な発明をしたにも関わらず、なぜ、世間から見向きもされなかったのか?実績主義が根強く残るニッポンの産業界。その壁を乗り越えて、新たな戦いに挑む道脇さんの新戦略を番組では追っていました。

 

いつもの村上龍の編集後記では、こんな事が語られていました。

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道脇氏に聞いた。「小さいとき友だちはいたか」彼は、友だち?と、不思議な表情をした。意味がわからないのではと思った。就学前くらいまで耳がよく聞こえなかった。そのため文字が苦手だった。聴力は徐々に戻ったが、小学校の低学年ではひたすら機械を分解した。Dr.AiRは、深紫外線を増幅させ、超高濃度紫外線空間を作り出すことにより、吸い込んだ空気を装置内に0.05秒以上かけて通過させることで測定限界値以上のウイルス除去を実現、といっても、わけがわからない。天才は、日本酒が好きらしい。天才が教えてくれた日本酒はすごくおいしかった。

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今回の道脇社長の金言
『ほとんどの問題は解決可能』

 

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素材に拘り、地域発展に寄与する飯尾醸造

2024-8-20 NEW!

 カンブリア宮殿 素材に拘り、地域発展に寄与する飯尾醸造さんの回、ご覧になられましたか

 

お酢業界で、異彩を放っている老舗のお酢メーカー、飯尾醸造さん。ミシュランにも選ばれる一流寿司店など、プロが絶賛するお酢だそうですが、そのプロの味が再現できる「手巻き寿司酢」など、家庭向けのお酢も開発し、熱烈なファンを獲得しています。自社で米から作り日本酒まで製造、自前でつくったお酒に酢酸菌を入れ、じっくり発酵させる伝統製法を100年以上守りぬいてきました。飯尾が貫いてきた、大手メーカーとは一線を画す、"弱者"ならではの生き残り戦略がそこにはありました。

 

今お酢が密かなブームに!一流料理人が絶賛する幻の米酢・・・コロナ禍以降、健康志向の高まりや自宅で調理する人たちが増えたこともあって、“ビネガードリンク”や黒酢や米酢といったこだわりのお酢が売り上げを伸ばしているそうです。そんなお酢業界で、異彩を放っている老舗のお酢メーカーが、飯尾醸造。ミシュランにも選ばれる一流寿司店が「飯尾のお酢でなければいいシャリが作れない」と大絶賛。米100%の米酢以外にも、手軽にピクルスが作れる「ピクル酢」や家庭でもプロの味が再現できる「手巻き寿司酢」といった独自の用途別製品を開発し、熱烈なファンを獲得しています。そんな飯尾醸造の拠点は、日本三景の一つ、天橋立で知られる、京都、宮津市。自社で米から作り日本酒まで製造、自前でつくったお酒に酢酸菌を入れ、じっくり発酵させるというやり方で、お酢になるまでなんと2年以上かけるのだそうで、今では全国でもほとんど見かけなくなった伝統製法を100年以上守りぬいてきたとのこと。

 

米酢の弱点 匂いを克服せよ・・・100年以上続く飯尾醸造は、戦後いち早く、農薬を使わない米作りから始め、料理をおいしく一変させる最高品種の米酢としての評価を得て生き残ってきました。しかし、長年、課題となっていたのが、その匂い。大量生産される一般のお酢よりも発酵させる期間が長いこともあり、その独特の香りを毛嫌いするお客さんがいたのだそうです。においの元は、ダイアセチルという物質。飯尾は研究のため、大学院にまで行きましたが、解決の道が見つけられずにいました。しかし、あるきっかけで米酢の匂いを解決してみせたのです。キーワードは「全体最適」。目から鱗の策がそこにはありました。

 

弱者の戦略として飯尾醸造さんが挙げたのがこの3つ
・徹底的に【本物】にこだわる
・大手が作らない商品
・応援団をつくる

 

特に3番目は面白くて、5代目社長が「大きな会社だとマーケットリサーチなどをするが、うちは小さいからこそ1人のお客さんに猛烈に愛されると、結果的に口コミで広まったりします」と・・・

 

村上龍の編集後記では、こんなことが言われていました。

 

高度経済成長期の昭和30年代、毒性の強い農薬がどんどん撒かれるようになり、フナやドジョウなどの生きものがいつの間にか姿を消していく。「こんな米から酢を造ったらあかん」3代目当主は、無農薬の米から酢を造ろうと決めた。「農薬を使わんとお米を作ってくれまへんか」無農薬米を作ってもらえるまでに2年が必要だった。おいしい酢はおいしい米からできる。丹後の棚田で獲れる最高の米。農薬不使用栽培の米と湧き出た伏流水だけが原料。4億円の売上高だが、増やしようがない。贅沢極まる4億円だと思う。
【贅沢な4億円】

 

こだわりのお酢、買ってみたくなりました。

 

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NHK BS連続ドラマ【舟を編む 〜私、辞書つくります〜】

2024-4-20 NEW!

 今更のご紹介で申し訳ありませんが、NHKのBSで放送されてきた【舟を編む 〜私、辞書つくります〜】という連続ドラマにハマってきました。明日21日が最終回となってしまいますが、今は色んなネット番組でも簡単に再放送が見られるので、是非見て欲しいドラマです。「一冊の辞書に情熱と心血を注ぐ、作り手たちの奮闘物語。」そう補足されていますが

 

『舟を編む』(ふねをあむ)は、三浦しをんさんによる小説で、2012年、本屋大賞を受賞し、2013年、石井裕也監督、松田龍平主演で映画化され、2016年にはテレビアニメが放送されました。更に明日が最終回となりますが2024年2月より、池田エライザさん主演でテレビドラマ化されNHKで放送されたものを今回ご紹介という訳です。

 

私が初めて、この物語と出会ったのは松田龍平さんと宮﨑あおいさんが主演を務めた映画でした。映画は、2012年夏に撮影され、2013年4月に公開。監督は石井裕也さんで、映画版では、物語の開始時点で1995年という年代設定がされています。

 

2013年9月に日本映画製作者連盟により第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品となり、日本の映画賞では第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ6部門の最優秀賞、第68回毎日映画コンクール日本映画大賞、第38回報知映画賞作品賞、第26回日刊スポーツ映画大賞作品賞などを受賞。このほか監督の石井裕也・主演の松田龍平をはじめとするスタッフ・キャストも多くの個人賞を得ています。

 

そう、それだけでも凄いことなのですが、今回連続ドラマとして放送された作品は、こう言っても大げさではないと思いますが、映画より更に細かい拘りのシーンがプラスされ、映画を観ている私でも、最高に面白いものに仕上がっています。本当に「言葉」を楽しめる秀作となっています。

 

ドラマは原作と違って主人公が馬締(まじめ)ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描かれる全く新しい『舟を編む』全10話となっています。では、ちょこっと触れると・・・【あらすじ】

 

大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部!そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいきます。物語は、そんな辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語なのです。

 

誰もが一度は手にしたことのあるぶ厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、「作り手」の想像を絶する情熱と心血が注がれています。「ヤバい」に無数の意味を持たせ、込み入った会話は簡略化。空気を読み、雰囲気で済ませてしまいがちな昨今。そんな時代だからこそ、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、”言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を伝えたい。

 

言葉の深い意味、思わぬ言葉の本質の意味、辞書の役割や意外な価値、その時の解釈を残すことの意味。言葉は変わる それを追いかける 言葉の面白さ大切さ 辞書が作られていく中で、様々に存在する拘りは、言葉の選択から意味、辞書に使われる紙へのこだわり迄、凄すぎて感心するばかりでした。

 

言葉の面白さと言えば、竹野内豊さんのNHKドラマ初主演作で、朗読教室を舞台に描く2017年の「この声をきみに」も面白いものがありましたが、日本語はなんと豊かなことが、光源氏のひらがなも、本当に豊かな国に生まれた幸せだなぁと思ってしまいます。「ひらがな」も良いですよねぇ・・・。

 

【舟を編む】最終回は明日2024年4月21日の放送ですが、是非1回から通してご覧頂きたい素晴らしいドラマとなっているので・・・是非是非ゴールデンウィークにでも再放映サイトでご覧頂ければ幸いです。

 

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BSタイプライターズという番組より

2024-2-20 NEW!

毎回一冊の雑誌にスポットを当て、その物書きの世界、文化を深堀りしていくBSタイプライターズという番組を御存知ですか? 毎回どんな本がチョイスされるのか楽しみな同番組では、人気の専門誌・雑誌に着目し、その雑誌を通して専門分野の世界を覗き見しながら体験&トークを展開していくのです。

 

雑誌編集のプロである編集長、ライターなど雑誌世界に精通する関係者の方々をゲストにお迎えし、現場にいるプロならではのエピソード・裏話などを伺いながらその独自の世界観に迫ります。視聴者の知的好奇心を刺激する、役立つ情報を発信するトークバラエティーなのです!

 

 そんな番組が2024年2月3日に取り上げたのが、日本のヒット商品を紹介する流行情報誌【日経トレンディ】。30年以上に渡って発行されているビジネス情報誌にスポットが当てられていました。

 

「個人生活を刺激する流行情報誌」をキャッチフレーズに、現在トレンドになっている商品、サービス、ビジネスに関する記事を中心に掲載。毎年、年末号に掲載される「ヒット商品ベスト30」は、その年の世相を反映したランキングとして注目を集めている。毎年、年末のこの特集を楽しみにしており、ブログでも紹介させて頂いたりしております。

 

ゲストは澤原昇編集長。日経トレンディの成り立ちから、今後注目のヒット商品まで常にトレンドを追いかけてきた日経トレンディならではの話を聞かせて頂きました。皆さん切れ者の顔をなさっており、こうした人たちが記事を起こしているのかと思いました。

 

全く専門外の魚の特集などでは、1ヶ月で専門家レベルになるほどの情報収集を行うなど、その背景にマルチなプロフェッショナルの集団が垣間見えてなかなか面白い回となりました。過去の発刊からは、その時代の特徴なども浮かび上がって来て、それはそれで面白く見る事が出来ました。

 

番組を見終えて、過去の本をお取り寄せしたくなりました。何かは秘密です・・・。

 

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2023年テレビ番組 部門別放送時間ランキング!!

2023-12-20 NEW!

 テレビ番組・CMのリサーチを行うエム・データは12月12日、今年のテレビのニュースやワイドショーで放送された話題別の時間を算出し「2023年TVニュースランキング」を発表しています。総合トップは「ロシア・ウクライナ情勢」、スポーツトップは「大谷翔平・異次元の活躍」、芸能トップは「ジャニーズ事務所問題」となりましたが、その他は・・・。

 

調査対象は、1月1日から11月30日まで、関東エリア(NHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)の月曜日~土曜日、朝10時まで放送されているニュース/情報番組。対象番組にて放送されたニュースを露出時間で集計し、ランキングは「総合」と「時事、スポーツ、文化・芸能」の分野別で紹介されています。

 

話題になったものを思い返しながら、個々の無力感や社会の不条理、明るい希望や夢を与えてくれた人々も思い出しつつ、また2024年に向かって前向きに頑張っていきたいものです。

 

■2023年TVニュースランキング(総合)
1位 ロシア・ウクライナ情勢 133時間28分18秒 (時事)
2位 大谷翔平・異次元の活躍 121時間35分58秒 (スポーツ)
3位 侍ジャパン・3大会ぶりにWBC制覇 119時間06分03秒 (スポーツ)
4位 各地で記録的猛暑・大雨も 79時間32分22秒 (時事)
5位 物価高による値上げ止まらず 57時間13分00秒 (時事)
6位 イスラエル&ハマス・武力衝突 57時間00分31秒 (時事)
7位 新型コロナ5類引き下げ・3年ぶりの平時に 54時間24分23秒 (時事)
8位 「ルフィ」広域強盗事件 53時間25分07秒 (時事)
9位 台風6号&7号・ノロノロ台風で影響長引く 53時間22分11秒 (時事)
10位 北朝鮮・ミサイル発射など軍事行動強める 50時間18分43秒 (時事)
11位 ジャニーズ事務所問題 43時間46分14秒 (芸能)
12位 “10年に一度”の最強寒波・各地で影響 28時間11分26秒 (時事)
13位 福島第1原発処理水放出・中国は猛反発 26時間30分34秒 (時事)
14位 市川猿之助・両親の自殺ほう助で逮捕 25時間58分21秒 (芸能)
15位 台風2・3号相次ぎ接近・各地に線状降水帯 25時間53分02秒 (時事)
16位 ビッグモーター・不正請求などの問題発覚 24時間07分38秒 (時事)
17位 GW・コロナ規制緩和で賑わい戻る 22時間15分23秒 (時事)
18位 バスケ男子日本・48年ぶりに五輪自力出場 21時間51分40秒 (スポーツ)
19位 ラグビーW杯・日本は1次リーグ敗退 20時間44分48秒 (スポーツ)
20位 列島各地で地震相次ぐ 20時間26分00秒 (時事)

 

■2023年TVニュースランキング(スポーツ)
1位 大谷翔平・異次元の活躍 121時間35分58秒
2位 侍ジャパン・3大会ぶりにWBC制覇 119時間06分03秒
3位 バスケ男子日本・48年ぶりに五輪自力出場 21時間51分40秒
4位 ラグビーW杯・日本は1次リーグ敗退 20時間44分48秒
5位 プロ野球・阪神がリーグ優勝&日本一 17時間04分01秒
6位 夏の甲子園・慶応が107年ぶり優勝 12時間22分52秒
7位 八村塁・日本人初のNBA地区決勝出場 9時間18分54秒
8位 サッカー日本代表 8時間00分50秒
9位 バレー男子日本・W杯でパリ五輪出場決める 7時間30分26秒
10位 杭州アジア大会 7時間08分05秒
11位 吉田正尚・MLB移籍1年目から活躍 5時間38分40秒
12位 箱根駅伝・駒澤大学が総合優勝&3冠達成 5時間06分10秒
13位 世界陸上ブダペスト 4時間49分18秒
14位 羽生結弦・結婚もわずか105日で離婚 3時間58分18秒
15位 久保建英・CLやスペインリーグで活躍 3時間52分48秒
16位 バレー女子日本・W杯で五輪出場決定ならず 3時間35分28秒
17位 なでしこジャパン・W杯ベスト8で敗退 3時間11分46秒
18位 三笘薫・プレミアリーグで活躍 3時間01分16秒
19位 世界水泳福岡・ASで日本代表が好成績 2時間54分41秒
20位 加藤未唯・全仏OPダブルス失格も混合優勝 2時間38分09秒

 

■2023年TVニュースランキング(文化・芸能)
1位 ジャニーズ事務所問題 43時間46分14秒
2位 市川猿之助・両親の自殺ほう助で逮捕 25時間58分21秒
3位 藤井聡太・最年少七冠&史上初の八冠達成 19時間50分39秒
4位 宝塚歌劇団の女性死亡・パワハラが原因か 7時間17分44秒
5位 キンプリ・5人体制から2人体制へ 5時間03分10秒
6位 坂本龍一さん・死去 4時間47分33秒
7位 永山絢斗・大麻所持容疑で逮捕 4時間46分23秒
8位 カンヌ国際映画祭・日本映画がダブル受賞 4時間44分35秒
9位 谷村新司さん・死去 3時間55分02秒
10位 ryuchellさん・27歳で急死 3時間36分01秒
11位 笑福亭笑瓶さん・急性大動脈解離で死去 3時間33分31秒
12位 木村拓哉・主演映画大ヒット 3時間15分51秒
13位 映画「スーパーマリオ」国内外でヒット 3時間06分10秒
14位 Snow Man 3時間01分11秒
15位 映画「東京リベンジャーズ2」公開 2時間42分18秒
16位 広末涼子・W不倫騒動 2時間41分56秒
17位 「ムツゴロウ」畑正憲さん・死去 2時間31分16秒
18位 YOASOBI「アイドル」・世界的ヒット 2時間21分47秒
19位 なかやまきんに君 2時間11分31秒
20位 ハリポタ施設・としまえん跡地にオープン 2時間06分59秒

 

放送時間という基準で見ると、多くの人が何に注目していたのかが分かって、自分との違いや見落としていたものに気付かされたり、思いも様々になります。

 

ちなみにですが、姉妹サイトの方では、2023年ヒット商品 BEST30&2024年予測(日経Trendyより)について掲載させて頂いております。
色々とありましたが、今年も1年有り難うございました。2024年は穏やかな1年となり、皆様にとって良い1年となりますように。

 

 

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名物創業者たち 新たなる挑戦

2023-8-20 NEW!

 5月12日放送のガイアの夜明け「業務スーパーと日高屋」の回、ご覧になられましたか?
・・・人生まだまだこれからだ!〜名物創業者たち 新たなる挑戦〜 と題したこの回・・・

 

業務スーパーの地熱エネルギーへの思い

 

一代で人気チェーンを築き上げた"名物創業者"たちが今、新たな挑戦に動き出している。いまや全国1000店舗以上に広がった「業務スーパー」の創業者が、独立して挑むのは、何と新エネルギー開発!そして、人気中華料理チェーン「日高屋」の生みの親は、80歳を超えた今、新たなチェーン店作りに動き出していた。「人生で今が一番燃えている!」と、挑戦し続ける2人の創業者の"情熱"の源に迫っていました。

 

「業務スーパー」の創業者が挑むのは・・・“新エネルギー開発”!

 

安さと大容量を武器に、全国に1000店以上を展開する「業務スーパー」。この人気スーパーを一代で築き上げたのが、創業者の沼田昭二さん(69歳)。6年前に運営会社の「神戸物産」のトップを息子に譲って独立。「町おこしエネルギー」という会社を興して挑んでいるのが「地熱発電」です。「火山国の日本には可能性が大いにあるのに開発が進んでいない。次世代のために誰かがやらないといけない!」と沼田さん。

 

すでに九州で地熱の掘削作業を行っています。しかし、地下を掘ってもそこから地熱がとれる確率は2割ほど…。莫大なコストをかけてもすべてが無駄になることが多く、まさに“宝探し”なのです。そんな苦労の末、熊本県・小国町で、今年12月に、1基目となる「地熱発電所」が完成予定。年に最低でも1基作るのが目標の沼田さん。次なる地熱開発の候補地は、鹿児島県の湧水町。自然豊かで温泉地としても知られている町です。早速、現地に飛ぶが、思わぬ壁が…。70歳を前に、一から始めた“新・エネルギー事業”。様々な壁に立ち向かいながら“日本の未来”のために奮闘する姿に密着していました!

 

人気ラーメンチェーンの“熱血創業者82歳” 新たな繁盛店をつくる!

 

首都圏の駅前を中心に400店舗以上を展開する中華料理チェーン「日高屋」。“安さと親しみのある味”、そして“夜のちょい飲み”で成長してきました。私もよくお世話になっているこの人気チェーンを一代で築き上げたのが会長の神田正さん(82歳)。5坪の小さなラーメン店から始めて創業50年。去年、アルバイトから叩き上げの社員を新社長に抜擢しました。若い力に実務を任せ、さらにコロナ禍で落ち込んだ業績も回復してきた今、神田さんには新たな思いが生まれていました。

 

「安定してくるとつまらない。新しいことに挑戦したい」。そこで自ら“新たな繁盛店の開発”に乗り出していました。去年7月にテスト店舗としてオープンさせたのは、台湾料理を売りにした「台南」。神田さんは「活気のある“台湾夜市”を日本で再現したかったのです。ここで当たれば、新たなチェーン店にできる」と意気込んでいました。しかし、オープンしてから半年。売り上げが、予想の64%と苦戦…。どうしても失敗するわけにはいきません。神田さん自らテコ入れに動き始めました。

 

さらに82歳になった神田さんのもう一つの仕事が、自分が築き上げたノウハウやイズムを後進に引き継いでいくこと。これまで一人でやってきた「物件探し」もその一つです。部下と一緒に現場に赴き、直接その極意を叩き込んでいきます。そして、神田さんにはもう一つ、温めていたことがありました。それはこれまで苦楽を共にしてきた全ての社員たちへの、前代未聞のプレゼントでした!

 

詳しくは、是非バックナンバーからご覧頂ければと思います。素敵なお話でした。

 

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客を呼ぶプロ集団「刀」の野望

2023-7-20 NEW!

 今年6月16日に放送されたガイアの夜明け「レジャーでニッポンを元気に!〜客を呼ぶプロ集団「刀」の野望〜」をご覧になられましたか?

 

「刀」とは、2年前「西武園ゆうえんち」のリニューアルを「懐かしい昭和の世界」という発想で成功に導いたのが会社です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させたことで知られる森岡毅さんが立ち上げた「客を呼ぶプロ集団」です。その「刀」が去年から極秘に進めてきたのが、これまでにない「アウトドア施設」の開発。舞台は、近年観光客が激減しているという兵庫県の六甲山。企業の保養所を改装し、食をテーマにした"本能に刺さる"体験をウリにするそうです。衰退が進む地方でこうした施設を水平展開し、日本全体に活気を取り戻そうというのが森岡さんの狙い。知られざる挑戦の舞台裏にガイアのカメラが10カ月間密着し、「刀」の"野望"に迫る回でした。

 

リニューアルから2年…「西武園ゆうえんち」の“その後”・・・昭和30年代の懐かしい世界観を作り上げ、一大リニューアルを果たした「西武園ゆうえんち」。正直できた当初は「昭和?そんなの直ぐに飽きられるよ」・・・そんな風に思っていましたが、2年経った今も「刀」が集客戦略を担い、順調に客足を伸ばしているとのこと。リニューアル当初はレトロ好きの若い女性が中心だったそうですが、最近では子連れのファミリーも増えており、子供たちに大人気の児童小説「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」をテーマにしたアトラクションや本物の無線機を使用した園内周遊型の謎解きアトラクションなどを次々開発していたのです。

 

中でもユニークなのが、3月にオープンさせた「食堂車レストラン黄昏号」。レトロな雰囲気の食堂車を再現した体験型レストラン。各テーブルに設置されているのは窓の形をしたモニター。そこに四季折々の絶景などさまざまなシーンが映し出されるという仕掛けです。そんな食堂車レストランで「刀」はまた新たな体験を生み出そうとしていました。「イマーシブシアター」と呼ばれる、客自身も登場人物の一人となる“没入型”演劇。客足が減る3時頃に「アフターヌーンティー」とともに楽しんでもらう計画です。現場の指揮をとるのは、USJから刀に移ったクリエイティブディレクターの興山友恵さん。学生時代、ロサンゼルスで本場のエンターテインメントを学んだ興山さんは、海外で体験したイマーシブシアターの感動を日本の人にも味わってもらいたいと意気込みますが、飲食しながらどう没入してもらうかなど課題は山積みのようでしが、是非参加してみたいと思うものに仕上がっていました。

 

究極の“感動体験”をアウトドアで!ということで新施設開業の舞台裏にも密着しています。自ら主体となって施設の開発と運営を始めた「刀」。今年5月、神戸の六甲山に「ネイチャーライブ六甲」というグランピング施設をオープンしています。10年前まで50軒もなかったグランピング施設ですが、アウトドアブームやコロナ禍をきっかけに急増。去年だけで200軒以上が開業していて、市場規模は1000億円を超えるといわれています。そもそもグランピングは、アウトドア気分を味わいながらリッチな宿泊体験もできる施設。しかし、料理など全て用意されている場合が多く「本物のアウトドア体験」ができる施設は多くありません。そこで刀が考えたのが、用意されてはいるものの「あたかも自分で成し遂げた」という感覚が味わえる施設。中でも力を入れるのが「食体験」。骨付きの分厚いステーキ肉を客自身が焼き上げる、というのが目玉の体験。しかしプロでも焼くのが難しい厚切り肉を完全に任せては失敗してしまうため、客一組につき一人「グランピングアテンダント」というスタッフが付いて確実に成功するよう導いていきます。客に「自分自身で作り上げた」という“錯覚”を起こしてもらおうという狙いです。

 

こうした体験づくりを任されたのが濵武広士さん。開業まで1カ月、関係者を招いた試泊が始まります。ところがアンケートを見てみると、子供たちが喜ぶためか家族連れの満足度は高い一方で、大人だけで来る客の中に「食事を作ることが面倒」「体験になっていない」といった意見が多く見られたのです。さっそく大人の2人組で検証することにした濵武さん。打開策を見つけ、“本能を揺さぶる”体験を客に味わってもらうことができたようです。

 

沖縄テーマパーク計画始動!地方に人を呼ぶ“秘策”・・・刀のトップ、森岡さんが特に力を入れるのが、衰退する地方で体験価値を創造すること。東京や大阪など都心部への一極集中が進み、地方経済が低迷している状況に大きな危機感を募らせているのです。そんな中、刀史上最大のプロジェクトが始動しました。700億円をかけて沖縄の森の中にあるゴルフ場を改装し、大自然を活かしたテーマパークにするというのです。建設場所は沖縄北部の名護市と今帰仁村をまたぐエリア。那覇市のある南部は観光開発が進んでいますが、北部はほとんど手付かずの状態。隣接する本部町には人気の「美ら海水族館」があるそうですが、観光客のほとんどは名護と今帰仁を素通りしてしまうのが現状なんだとか。開業予定は2025年、自治体や地元企業も大きな期待を寄せる新テーマパークの構想は今後が見てのお楽しみですね。

 

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15人の素人集団による「アレ」の誕生秘話

2023-6-20 NEW!

 Mr.サンデーの特集コーナーに取り上げられたお話・・・
日本の社会を変えた15人の素人集団 誰もが知っている「アレ」の誕生秘話

それは今や47都道府県、全てに存在し、誰もが利用したことがあると言っても過言ではない。 そんな我々の生活に欠かせないものを誕生させたのは、全く異なる畑出身の素人集団。立ちはだかるいくつもの壁、それを乗り越えるために考えられた秘策の数々。 そして彼らは、戦後最大とも言われる大偉業を成し遂げていきます。 これは今では当たり前にあるものを、当たり前の存在にするために素人集団が繰り広げた挑戦の物語です。

今から52年前の東京で始まった。 鈴木敏文、清水秀雄の2人は、当時業界では17位という、とある中堅企業に勤めていました。2人は海外研修に参加し、アメリカを訪れた時に偶然知った「あるもの」」の存在が妙に気になり、記録を詳しく調べてみることに。 すると、2人が見つけた「あるもの」は、アメリカで徐々に増え続け、この時 実に4000も存在していました。日本に持ち込めば、新しいビジネスモデルになるのでは。 そう思った鈴木と清水は、アメリカで見つけた「あるもの」を日本に持ち込めないかと、上層部に掛け合います。すると…猛反発を受けたのだ!いくらアメリカに4000もあるとはいえ、日本とは文化も社会背景も全く異なる国でのこと。 同じものを持ち込んでも、日本人に受け入れられると思う者は1人もいませんでした。

どうしても諦めきれなかった鈴木と清水は、上司をなんとか説得し、アメリカで「あるもの」を展開している会社、サウスランド社に直談判に出向きます。 そして…8年で1200件展開することを条件にOKをもらい、売り上げのうち0.6%をロイヤリティーとして支払う契約を結んんでいきます。上司も渋々了承したものの、2人が勤める会社にとってもこれまで手がけたことがないプロジェクト。 そのため、子会社を設立し、新たな事業として始めることになりました。

 

資本金は親会社が出資してくれたものの、到底足りず、残りは2人が銀行からの借入や貯金を崩すなどして賄います。しかも、親会社の幹部たちは成功する見込みのない事業に人は出せないと、人材の提供までも渋りました。こうした事情もあり、親会社から鈴木たちの新会社に異動してきたのは…当時、労働組合の仕事に専念していた岩國修一、たまたま中途採用で入社したばかりの鎌田誠皓、この2人だけ。実は鈴木たちが始めようとしている事業には販売経験が必須。 そこで新聞の求人広告で人材を募集し、なんとか11人が集まったのですが、誰も販売経験がありませんでした。 実は、鈴木と清水も販売経験がなく、こうして、素人集団によって新事業はスタートすることになっていきます。

アメリカ・サウスランド社から27冊にも及ぶマニュアルが送られてきたが…そこに書かれていたのは、レジの打ち方や、釣り銭の渡し方など、販売に携わる初心者向けの手引きのようなものばかり。 アメリカで大成功を収めた秘訣のようなことは全く書かれていませんでした。つまり15人の素人集団は自分たちでマニュアル作りから始める事になってしまったのです。

 

そんな矢先でした。山本茂商店という酒店を経営していた23歳の山本さんから手紙が届きます。鈴木と清水が山本を訪ねると「そちらが始めようとしているお店のフランチャイズ店にしていただきたいんです」という申し出でした。山本は数年前に亡くなった父親の酒店を継ぐことになったのですが…その時は、まだ大学生。妹はまだ高校2年生、弟が中学2年生という状況で、酒を中心としてしか商品を扱えないことに、店の将来性がないかもしれないと感じたのです。そんな時、フランチャイズという形で同じ商売をしてくれる仲間を募っていた鈴木たちの新聞の募集欄を見たのです。

当時アメリカでは、フランチャイズ店は基本的に夫婦で経営することが望ましく、さらにどちらかが30歳以上の方がより社会的信頼をおけると考えられていました。でも、鈴木と清水は、新しい道に進みたいと考えている山本と自分たちの思いは同じだと感じ、契約を結ぶことを決意。こうして、第1号店は山本の店に決定したのです。オープン時が近づくにつれ、メンバーたちはさらに活気づき、みんなで1号店オープンを知らせるチラシを作り、近所に配って回りました。

今から49年前、1974年5月。 鈴木や清水ら、15人の素人集団から始まり、今や我々の生活に欠かせないほど日常に根付いた店、それこそが…日本初の本格的なコンビニ、セブン-イレブンでした。 そして、セブン-イレブン日本第1号店のオーナーこそが、この山本さんだったのです。

こうして、東京都江東区に完成した日本初のセブン-イレブン。記念すべきお買い上げ商品第1号は、サングラスであった。1号店の周辺に集中して店舗を増やすことで小単位の発注を実現。そして店舗数の増加がより一層の相乗効果を生んでいきます。さらに店舗を集中させる方式を用いることで、日本各地で徐々に店舗を増やすことに成功。日本のファストフードとなるパリパリした海苔が巻けるというおにぎりの考案。おにぎりのみならず、バリエーション豊かなお弁当や、冬の定番・おでん、本格的な味が楽しめるとセブンプレミアムの商品も当初は大反対されたものです。やがて、コンビニのおにぎりやお弁当の登場は、毎日食事の準備をする主婦たちを助け、女性が社会進出するきっかけのひとつにもなっていきます。

 

更に24時間、365日営業など、今のコンビニの常識を次々生み出していったことで、さらに多くの人が利用。その後も鈴木たちは多くの試行錯誤を繰り返しながら、独自に生み出した経営ノウハウをマニュアルとして蓄積。 セブン-イレブンは着実に店舗数を増やしていきました。ついにサウスランド社と契約する際の条件、8年で1200店舗出店という課題も1年遅れはしたものの、無時クリアすることができたのです。

 

当初、コンビニエンスストアを始めることに反対していた親会社もこの事実には驚きを隠せなかったという。親会社は、事業が進むうち、鈴木や清水たちを理解してくれるようになっていきました。その親会社こそ、御存知イトーヨーカ堂。 こうして鈴木たちの存在がコンビニの存在を当たり前のものに変えていったのです。

 

そして、彼らはもう一つ、素敵なことを成し遂げています。
1990年、アメリカでセブン-イレブンを経営していたあのサウスランド社が経営難に陥りました。 原因は同業他社との安売り競争など、複合的なものでした。その中でも大きかったのが、各店舗の売れ筋商品とは関係なく、本社の都合で商品を発送していたこと。その結果、在庫が山積みになる問題が発生していたのです。

 

そんな中、サウスランド社に鈴木と清水が訪れ、日本で培ったノウハウで会社を無償で救ってみせると言いました。鈴木たちは店舗の従業員が自分たちの意思で品薄になった売れ筋の商品を発注、配送してもらうという日本独自のノウハウで、アメリカのセブン-イレブンの既成概念を壊していきます。怒涛の如く常識を打ち破る鈴木についた異名は、ハリケーン・スズキ。そして、鈴木たちが介入してわずか3年で、サウスランド社は、およそ36億円の利益を上げるまでに復活。これは、アメリカ戦後最大の再建劇として語り継がれています。

 

1号店の時は2000だった商品数も、現在では3000品目も扱う様になりました。
2001年に始めたコンビニのATM。これにより24時間、いつでもお金を下ろせるように。 この他にも、電気・ガス代などの支払いがコンビニでできる収納代行サービス。また、小売店舗の少ない地域のために、移動販売サービス『セブンあんしんお届け便』も開始。実はこのサービス、2011年3月に起きた東日本大震災時に力を発揮したものです。

 

今年で50周年を迎えたセブン-イレブン。先日、記念すべき節目を祝す式典が行われました。 その中で、この式典に合わせて撮影した鈴木のインタビュー映像が流れ、創業当時について語られていました。
「たまたま運が良くてタイミングが合った。みんなの協力を得たこと、すぐに共鳴してくれたこと。そういう人がいないと広がらない。私は(セブン-イレブンが成功した)大きな要素だと思う。常に新しい事に挑戦する。それにはなんといっても質。質というのはいくら挑戦してもこれでいいってことはない。逆にゴールがないから挑戦できる。」

 

前から御存知だった方も多いかも知れませんが、素敵なお話ですよね。

 

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【"関西の老舗"破綻からの復活劇】

2023-5-21 NEW!

 会社が駄目なのは社長が駄目だからだという話で気付かされた

 

今年の4月20日に放送されたカンブリア宮殿【"関西の老舗"破綻からの復活劇】の回、ご覧になられましたか?噂で聞いたことがある…もしくは既に食べているであろうあの見た目も味も「ほぼカニ」の大ヒット商品【ほぼカニ】を世に送り出したカネテツデリカフーズさんが今回の主役。

 

1975年をピークに市場は右肩下がり、今や半分の規模にまで縮小しているという水産練り製品市場ですが、苦境の業界にあって、見た目も味も本物のカニそっくりというカニカマ「ほぼカニ」で新たな市場を創ったのが、兵庫県の水産練り物メーカー・カネテツデリカフーズさん。さらに「ほぼホタテ」や「ほぼうなぎ」「ほぼカキフライ」など、本物そっくりの"フェイクかまぼこ"を次々発売し、売り上げを伸ばしています。カネテツをけん引するのが会長の村上健。創業家の娘婿として3代目社長となるも、リスク管理の甘さから1998年に経営破綻しましたが、見事に復活。地獄を見た3代目の奇跡の復活劇が今回のメインです。

 

カネテツが2014年に発売した「ほぼカニ」。タラのすり身を使いながら、カニのアミノ酸分析を行って100回近くの試作を重ね、本物のカニに近い味を再現。繊維の向きやほぐれ感なども徹底的に研究して、食感も本物のカニに近づけていきました。昨年、「日本ネーミング大賞2022」の最優秀賞を受賞しています。名付け親は開発当時に社長だった現会長。試食した時に「これ、ほぼカニやん」と言った言葉をそのまま商品名にしたといいます。「ふざけすぎ」と反対する社員もいたそうですが、誤解がないようパッケージに記載した「※カニではありません」がSNSで話題となるなど、若者を中心に大ヒット。長年右肩下がりだった練り物業界で売り上げは発売当初の5倍と急増しています。その後もカネテツは本物そっくりのフェイクかまぼこを次々発売。「ほぼシリーズ」として人気を集め、シリーズ累計6700万パックを売り上げているのです。

 

1926年に創業したカネテツ。イメージキャラクターである鉢巻姿の男の子「てっちゃん」は関西で絶大な知名度を誇っています。現会長は1989年、創業家の娘婿として36歳で3代目社長に就任しましたが、仕入れの7割を任せていた卸業者の社長が突然行方不明になり、手形取引で先払いしていたカネテツは資金繰りが悪化。負債総額170億円を抱え、神戸地裁に和議(現在の民事再生)を申請して、経営破綻してしまいます。

 

責任をとって専務に降格した現会長は再建途上の2002年に社長に復帰しましたが、再び窮地に陥ってしまいます。ある社員が冷凍食品の賞味期限を書き換えて出荷したことが報道され、取引先の信用を失ったのです。どん底に落ちた現会長を救ったのが、稲盛和夫氏の講話。「今、あなたの身の周りに起きていることは、すべてあなたの心に原因がある」。それまで不運が重なったと嘆いていた現会長でしたが、経営者として未熟な自分に全ての原因があると悟っていくのです。社員と共に工場で働くなど一からやり直した結果、2004年には一般債権者に全額繰上げ返済を完了。廃業寸前だった会社を、次々とヒットを生み出す会社へと蘇らせたのです。

 

今年の2月23日にNHKで放送された【雪印 2つの事件】でも企業の破綻と復活に関する話が取り上げられていましたが、こちらはご覧になられましたか?「失敗」への道のりを丹念にたどることで、「失敗から学ぶ」特集番組の第2弾でしたが、かつての乳製品のトップメーカー・雪印が取り上げられれていました。2000年と2002年、わずか2年足らずのうちに立て続けに起きた2つの不祥事で事実上の解体に追い込まれた雪印グループ。なぜ事件は起きてしまったのか? 企業にとって、組織にとって、大切なこととは何か? 2つの事件、そして信頼回復と再生にかけた20年の取り組みを追った番組です。

 

コロナ禍で苦境に立たされた中小企業は数多いと思います。支援金が得られ無利息の借入金が手に入れられたりと、何とかどん底をしのいできた企業も多いのではないかと思います。今、コロナも普通の扱いにレベルダウンし、日常を取り戻しつつありますが、借入金の返済が始まるのはこれからの話です。大変な企業も沢山あると思いますが、社員一丸となって何とか乗り越えて日本の底力を見せて欲しいものです。

 

村上龍の編集後記で、今回のカネテツさんについてこんな風に書かれていました・・・
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1998年、経営破綻した。2002年、賞味期限の改ざんが発覚。弁済まであと少しという事件に社内は揺れた。「倒産でもへこたれなかった社員がだめになっていった」稲盛氏の講話を読んだ。決して不運が続いたのではなく、経営者として未熟な自分自身が危機を招いたのだとわかった。1からやり直そうと、社員と働き、昼休みは社長室の床に寝た。被害者意識を改めたことで、事態が好転しはじめた。「ほぼカニ」は、奇抜なネーミングで瞬く間に人気商品に。村上(現会長)さんの明るさが、すべてを救ったような気がする。
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そんな村上(現会長)さんの金言は、こうでした・・・

『何のために 経営するのか』

 

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明治【おいしいだけじゃない!知られざる健康戦略の全貌】

2023-2-22 NEW!

 昨年2022年7月に放送されたカンブリア宮殿【おいしいだけじゃない!知られざる健康戦略の全貌】の回、ご覧になられましたか?

 

「明治さんの製品は?」と聞かれると牛乳やお菓子が頭に浮かぶものの、具体的な製品名がなかなか出てきませんでしたが…おいしい牛乳、R-1、ブルガリアヨーグルト、ミルクチョコレート、果汁グミ、きのこの山、たけのこの里、ザバス等々.いざ言われて見ると.あれもこれもと数えきれないほどの大ヒット商品を持つ「明治」さん。

 

2009年に明治製菓と明治乳業が統合し、今や売り上げ8000億円を超える巨大企業となっていますが、数々の分野でトップシェアを誇ってはいるものの「ラッキーで当たったヒット商品は無い」といいます。100年の伝統と歴史、知られざる開発の裏側に迫る回でした。

 

意外な分野で売り上げを伸ばしているという「牛乳配達」。ピーク時(1976年)は350万軒が利用しており、我が家も利用していましたが、一時期は120万軒まで下がり…ところが今また増えはじめ250万軒まで回復しているというのです。理由は、宅配専用の商品。たとえば、R-1は味わいもパッケージも変えているというのです。

 

それにしても、なぜヒット商品がこんなにもあるのか?その理由は、八王子にある研究開発拠点・明治イノベーションセンターにありました。6,000種類もの乳酸菌を保有しており「乳酸菌博士」が日々、その機能を調べています。そして、大ヒット商品LG21やR-1が生み出されました。さらに、チョコレートでは高カカオ製品を開発、健康をプラスした商品で新しい市場をつくっていたのです。

 

ロングセラーも多い反面、かつてヒットしても不採算商品になれば、一気に切り捨てるという一面もあります。ポポロン、カルミンなども発売をやめた商品の1つ。懐かしさだけで商品を残すことはありません。スナック菓子のカールが東日本で販売終了した際は、「カールショック」という言葉が生まれたほどです。不採算事業を切り捨てることで、営業利益はなんと4倍に!戦略的に儲かる会社に変えていたのです。

 

その一方で、新たな取り組みもしています。チョコレートやビスケット、冷凍グラタンなど32品目で、タンパク質をプラスした商品「TANPACT(タンパクト)」を発売。なんと自社商品だけでなく、伊藤ハムやマルハニチロなど他のメーカーまで仲間に引き入れ、TANPACTブランドを展開していたのです。

 

いつもの「村上龍の編集後記」では、こんな事が書かれています。

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万人受けするものを明治のブランドと営業力でたくさん売ろうという発想は間違い、松田さんは考えている。誰もが知りながら希少性を持つような尖った商品開発を目指す。まるでトヨタがフェラーリを作るようだ。「代謝異常症用特殊ミルク」30以上の症状に対応できる22種類の商品を作る。企業は社会に貢献できなければ存在する意味がない。松田さんはやんちゃだった。単にやんちゃなのではない、彼を社長にした上層部にも同じ遺伝子がある。信念は揺るがないという遺伝子だ。

 

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社長の金言
【最大公約数より1人のニーズ】

 

なかなか印象的な金言です。

 

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