今日は夕刊紙の日です。1969(昭和44)年、日本初の駅売りタブロイド判
夕刊紙「夕刊フジ」が発刊されたのがこの日です。ちなみに日本で新聞の
夕刊が登場したのは1915(大正4)年の10月10日で、「大阪朝日新聞」と
「大阪毎日新聞」が同時に発行を開始したそうです。
その頃の夕刊には海外の情報をいち早く新聞に載せるという存在意義が
ありましたが、テレビやインターネットの普及している今では、そういった
海外ニュースの速報性も失われ、夕刊の影は薄くなっています…。
ちなみに我が家では、夕刊紙を不要として、その分の1ヶ月の新聞代を安く
して貰っています。夕刊紙を取らなくても、料金の変わらない新聞もあるので
しょうか?皆さんは、読まれていますか?
そんなこんなで、近年では夕刊が廃止になるというケースも増えているよう
ですが、実は、夕刊のみならず、朝刊も含めた新聞自体を購読しないケースも
増えており、ヤフーニュースなどの最新ニュースが簡単にスマホで見られるよう
になると、新聞が発行される頃には既に古いネタになってしまう事も…。
かくして朝刊のみ購読している私も、新聞は時間のある時や、掘り下げて
追加情報が欲しい時にしか読まなくなってきているのでありました…。
『新聞、止めようかなぁ…』と家内にこぼすと、
『「折り込みチラシ」を見たいから』って・・・
もはや新聞の注目記事は、挟まっているチラシかいなと・・・(^ ^;)
今日は鉄道ストの日です。1898(明治31)年、日本初の鉄道ストライキが
実施されたようです。日本鉄道会社の機関士ら400人がストライキに突入し、
上野~青森間の列車が運休しました。
若い方はストライキって?というくらい耳慣れない言葉になってしまった
のでしょうねぇ…。ふと思えば、いつの間にか、ストライキも殆ど見る事は
なくなりましたよね。団結して企業と交渉をしようと思う若者も減少し、
むしろ『嫌なら、辞めてしまおう!』という感じで、企業と個人の繋がりも
薄くなっているような…。
かくなる私も、社会人になりたての頃…何十年も昔の話ですが、組合から
誘いを受けましたが、自分の事に集中したいが為に入る事もせず…
個の時代、交渉をする労力と期待の薄さからすると、諦めるか、転職するかで
結論を導いていく…そういう意味では、そこそこ満たされた世の中の日本
と言った感じなのでしょうか? それなりに…ですかねぇ…それなりなぁ…
でも、そんな見えない中でも、みんなの為に頑張ってくれている労組の方には
本当に感謝の気持ちで一杯です
今日は、2月23日は、ふろしきの日です。改めて言うまでもない事ですが、
風呂敷は物を包み持ち運んだり収納したりするための正方形に近い形の
布の事。そんな説明にふさわしい日として、 「つ(2)つ(2)み(3)」(包み)の
語呂合から、京都ふろしき会が制定した記念日です。
西洋渡来の鞄等に比べて、包むものの大小・形状にとらわれることなく
変幻自在に包むことができること、包むものがないときには畳んでかなり
小さくすることができて軽量であること等、その融通性・自在性が評価を
受け、かつ、近年デザイン性も高くなってきた事で、「風呂敷」は、海外
からも注目され始めています。
風呂敷をオシャレのアイテムとして、スカーフやワンポイントとして使ったり、
テーブルクロスやランチョンマット、壁に貼って観賞用にしたり様々です。
もちろん、本来の包む道具として使うこともできるので可能性は無限大です。
日本人としては、やはり何通かの包み方だけでも身につけておきたい気がします。
しっかりマスターして『えっ? こんな物も包めるの??』って驚かせてみたいですよね。
今日は、万国郵便連合加盟記念日です。1877年、日本は、郵便の国際機関
万国郵便連合に加盟しました。万国郵便連合ができたのは1874年で、
日本は独立国としては世界で23番目、アジアでは最初の加盟国です。
戦前に一度脱退し、1948年6月1日に再加盟しています。
私が子供の頃は切手マニアが大勢いて、記念切手の発売日には、
営業前の郵便局に列ができたものです。私は、今でも時々、記念切手を
買っていますが、日本の切手は本当に美しくて、印刷技術も素晴らしく綺麗です。
確かに電子メールが主流になってくると、手紙は書かなくなり、必然的に切手も
必要なくなりますが、それでも、綺麗な切手を見ると、つい欲しくなってしまうのです。
私の最寄りの郵便局でも、漏れなく記念切手を販売していますが、今ひとつ
アピールが下手で、今、何が買えるのか、が分かりにくく、ポスターの貼り方も
とても売る気があるようには見えません。買いたい人でも見にくい所にあった
のでは…と思いますが、力の入れどころも切手ではない感じなんでしょうね。
こんなに美しい切手なのに・・・切手好きとしては寂しい限りです。
たまに頂く葉書や手紙にしても、こんな切手が貼られてきたら嬉しいですよね?
2月16日に放送された『ガイアの夜明け』、ご覧になられた方は??
カリスマ社長の2代目の苦悩というテーマで、大塚家具とジャパネットタカタが
取り上げられていました。
散々世間を騒がせ『お家騒動』となった大塚家具2代目社長である娘の大改革。
時代の流れとデータを把握して、父親の路線を変えていこうと頑張る娘さん。
私の感想は、父を超えたかなと言った感じでした。価値ある家具のリサイクル 。
ホテルで使われてきた高級家具を入れ替えではなくて修復して蘇らせる。
最も父親の意思が反映されていた大塚家具本店の大改革。父親が築き上げた
会社を時代に合わせて変える。勇気のいることです。
一方ジャパネットタカタの2代目息子。こちらも、カリスマ社長が採算が取れないと
言っていたことにも果敢にチャレンジ。それは、リスクを伴うからこそ、
判断が難しいし、勇気もいります。それでもやって見ないとわからない事がある…。
カリスマ社長の後をそのまま継いでいたのでは、カリスマが相手だけに簡単には
いかないものです。
厳しい世の中で、カリスマを打ち消し、いかに自分の個性を活かせるか…
大変なことです。
『何も変わらずに、違う結果を望むのは愚かなこと』そんな言葉を思い出し
ますが、どのように会社を引き継ぎ、改革を進めていくか楽しみですね。
今日は、なんと、ノアの洪水の日!
旧約聖書で「ノアの洪水」が起きたのがノアが600歳の時の第2の月の17日
となっているそうな…。随分と長生きだったんですねぇ…
御存知とは思いますが、旧約聖書『創世記』による物語の要約は以下の通り。
神は地上に増えた人々の堕落を見て、これを洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ
正しい人」であったノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じました。
箱舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての
動物のつがいを箱舟に乗せました。
洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしました。
水は150日の間、地上を覆い、その後、箱舟はアララト山の上にとまりました。
40日のあと、ノアはカラスを放ちましたが、とまるところがなく帰ってきました。
さらに鳩を放しましたが、同じように戻ってきてしまいました。
7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきました。
さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってきませんでした。その事で
ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟からおりました。
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何度か映画化されるほど有名な話ですが、おかしな点も山ほどある話・・・
でも、細かいところは別として、SFとして映画を見ると、それなりに楽しめる
話になっていますよね。
『創世記』のほか、『シュメルの洪水神話』『ギルガメシュ叙事詩』などにも
登場している物語は、微妙に話が違っているので、読み比べてみたい気もします。
現実的になり過ぎて、夢がなくなってきている昨今・・・忘れかけているものを
取り戻してみるのも良いですね・・・
今日は寒天の日。長野県茅野商工会議所と長野県寒天加工業協同組合が
制定したのですが、2005年の今日、NHKテレビ『ためしてガッテン』で寒天が
取り上げられ、大ブームとなったことを記念して設けられたそうな。…って、
こんな理由で記念日が出来ることもあるんですねぇ。
寒天は、テングサ、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結・乾燥したもので、
ほとんどは食物繊維(アガロースやアガロペクチンなどの多糖類)から
できており、ヒトの消化酵素のみでは分解されないそうです。
ただし、いくらかは、胃酸により分解しアガロオリゴ糖となり吸収され、
生理的な作用をもつことが近年研究されているとのこと。
お菓子の材料に用いられる他、ほとんどカロリーがないこと、腸において
油や糖分の吸収をさまたげることから、ダイエット食品として、また、前述の
アガロオリゴ糖に着目した健康食品としても注目されています。
立方体状に裁断してあんみつの中に入れるほか、牛乳に粉末寒天を添加し、
固形にした加工食品は、牛乳寒あるいは牛乳羹と呼ばれ、中華料理の
杏仁豆腐にも好んで利用されるようです。
杏仁豆腐美味しいですよね。ゼラチン主体の杏仁豆腐もありますから、
寒天主体の杏仁豆腐と、是非食べ比べてみたいものです。
食べ物の話になると、なんか熱くなるなぁ・・・
今日は、春一番名付けの日だそうな。春一番とは、御存知の通り、春本番に
先だって数日間にわたって吹く南からの強い風のこと。
気象庁では「立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて
南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象」と定義しています。
元々は壱岐や瀬戸内海の漁民の間で使われていた言葉でしたが、気象用語に
なってから一般的になったようです。
そう言えば週末の低気圧は凄まじく、夜中には何かが吹き飛ばされて何処かに
ぶつかるような音もして、騒々しさに眠れないほどでしたし、気温も異常な程
上昇して、私の暮らしている地域では、22度を超えました。
昨日14日の午前11時には気象庁が関東地方に 春一番が吹いたと発表しています。
※ちなみに、昨年(2015年)の春一番は 観測されませんでした。
今朝は、まだその影響で暖かいですが、またこれから夜にかけて、急激に
下がっていくそうなので、油断して風邪などひかぬよう御注意下さいね。
今年の冬は、寒暖差が激しく、出かけるときの服装には本当に悩まされます…
それでも、春一番が吹いたという事は、春も、もうすぐそこまで来ているという
ことなんですよね。杉花粉さえなければ、梅に桜、良い季節の到来なんですよねぇ…
今日はニラ記念日です。
JA全農おかやまが岡山県の特産の黄ニラのPRのために制定しました。
「に(2)っこりいい(1)ニ(2)ラ」の語呂合せと、この時期が鍋物などへの
需要期であることから決められたそうです。
カロリーは100gあたり18kcalとダイエット向き。青ニラを収穫した後に目隠しを
して暗い場所で成長させ、柔らかくて白く育てたもの。ニラの臭みがなく、
甘みがあるので生でも食べられるのが特徴。別名、にらもやしとも言われ
ています。
明治時代から栽培が始まったとされる黄にらは、秋~冬が旬であり、通年
出回っている野菜でもあります。保存する場合は、乾燥を避けるようにして
冷蔵庫に入れます。
黄ニラを使ったレシピには、黄ニラばら寿司や卵とじ、おひたし、味噌汁など
があり、黄ニラしょうゆや黄ニラ味噌などの名物も通販などを始め販売されて
いますが、何故か私的には中華のイメージがあって、我が家にはあまり登場
しません。歯ごたえと見栄えの良さが印象的な食べ物ですし、もっと出回っても
良い食材だと思うのですが、何故なんでしょうねぇ・・・
今日は、海の安全記念日です。全国水産高校長協会が2003年に制定しました。
2001年、愛媛県立宇和島水産高校の実習船が、ハワイ沖で米国の原子力潜水艦に
衝突されて沈没し、教官や生徒らが亡くなられた事故を忘れず、教訓とするための
記念日です。
船の名前は『えひめ丸』。大きさとしては約4000トン程の今より一回り小さい位の
大型実習船でした。事故当時この船には宇和島水産高校の船員、指導教官、
生徒合わせて35名が乗船していました。ハワイ沖で水揚げを終え、帰国する
最中だったそうです。その時、えひめ丸の丁度真下にデモンストレーションの為
潜水していたアメリカの原子力潜水艦『グリーンビル』がそのまま浮上し、
えひめ丸の船尾付近に激突しました。船は約5分程で沈没。生徒4名、船員3名、
指導教官2名が命を落としました。
グリーンビルは、浮上以前からソナーでえひめ丸の存在に気付いてはいましたが、
民間人16名を乗せており、クルー等はこの民間人の対応に追われて、ソナー
による確認作業が疎かになっていたそうです。なんとも…
それ以前に国内でも、1988年7月23日、海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が
遊漁船「第一富士丸」と横須賀沖で衝突する事故が発生し、遊漁船の乗客
39名・乗員9名のうち30名が亡くなる事故がありましたよね。
戦争のない平和な国であっても、その戦争の為の道具で亡くなってしまうのは
本当に残念で、あってはならない事だと思います。えひめ丸の事故については、
元首相の森さんが悲報を聞いたあとも、ゴルフを続けて後に退任になったり、
当時のグリーンビルの艦長が、事故の責任について軍法会議で審議されることなく、
減俸処分を受けただけで、後に軍を名誉除隊するなど、周りの対応にもがっかり
させられる事がたくさんありました。
命の重さを、もっとしっかり受け止めて欲しいものです。