ティータイム

長野にあるヨーロッパの田舎町

2016-12-16 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

11月3日放送のカンブリア宮殿『農村を磨いて本物を生む! 主婦が殺到する人気ブランド店

の秘密!!』ご覧になられましたか?「ヨーロッパの食卓」をブランドコンセプトにした

"こだわりの商品"を全国46店舗で販売している「サンクゼール」が今回の主役。

 

この店の目玉商品が...添加物を使わないジャム。中でも特に人気が高いのが、「オール

フルーツジャム」。ジャム作りに必要な砂糖を使わず、果物の甘さだけで作り上げられて

いるのです。我が家でも愛用しておりますが、質の悪い砂糖や体に良くない人工甘味料を

使っていないので、安心して、自然の甘みを堪能できます。

 

見た目は外国産のようなパッケージのジャムでなかなかオシャレです。そんな「オシャレ」

で「安心・安全」なオリジナル商品を目当てに、店には連日多くの女性が詰めかけている

そうです。都会的で魅力的な商品を展開しています。

 

全国展開するサンクゼールの本店は、長野県・飯綱町にあります。人口わずか1万人の

小さな町の丘の上に建つ本店は、普通の店ではありませんでした。およそ3000坪の

敷地内には、食事やワインが楽しめるガーデンテラスやレストラン、本格的なチャペルも

並び、年間12万人が訪れる人気の観光スポットとなっていて、最寄りに行けば是非立ち

寄りたい所となっています。ちなみにサンクゼールの丘はこんな感じのところです。

 

良いでしょう、この感じ。また、8haある自社農園ではワイン用のぶどうを栽培し、

ワイナリーでオリジナルのワインを製造。その他にも敷地内にはジャムやパスタソース

の工場もあり、自家製造のこだわり商品を全国の店舗に配送しています。

 

実はここ、社長の久世さんが30年前にフランスで出会った世界観を再現しているそうです。

「田舎にこそ大きな可能性がある。ヨーロッパの田舎の世界観は、日本でも通用する」

フランスで見た農業、自分で作って収穫して、加工して販売まで行う6次産業を実現したい。

そう信じて田舎の良さを武器に成長してきたのです。

 

夫婦2人で始めたジャムメーカーが、年商64億円のブランドショップになり、今では

ショッピングモールでよく見かける久世福商店を知っている人も少なくないでしょう。

久世福商店も、良く覘かせて頂いておりますが、今度は番組でも紹介されていた

「万能だし」を見てみたいと思いました。

 

いつもの村上龍さんの編集後記では、以下のように書かれていました。

 

『日本も本当の豊かさに気づきつつある、久世さんと話していて、そう思った。貧しい国は、

衣食住など、切実に優先すべきことがあり、田舎にこそ美しい風景があるというような

実感を持つのがむずかしい。「外部の視線を持ったよそ者だったから信州の風景の良さを

発見できた」久世さんはそう言う。ただ、よそ者として存在するのは簡単ではない。

往々にして孤立する。だが、孤立から目をそむけず、現実に立ち向かうとき、必ず同志が

現れる。つまり、孤立を恐れない永遠のよそ者だけが、同志を得て、新たなる地平を

拓くのである。』

 

また社長の金言はシンプルでした。

 

  『夢があるからこそ、やる気が出る』

 

 全くその通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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