ティータイム

寝たきりを作らない事が使命という感動のリハビリ病院

2017-6-20 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

6月15日放送のカンブリア宮殿『さらば寝たきり! 注目のリハビリ病院』の回、ご覧になら

れましたか?元サッカー日本代表監督のオシムさんなど、多くの著名人が奇跡の復活を遂げた

のが、「初台リハビリテーション病院」。近年登場した新しいタイプの病院らしく、回復期

リハビリテーションの施設となっています。

 

かつては脳卒中で倒れると、そのまま“寝たきり”になることが多くありましたが、この病院

では患者に365日の徹底したリハビリを行い、家に戻すことを可能にしています。在宅復帰

率はなんと約9割。初台マジックと呼ばれる復帰の実現は、およそ3か月という短い期間で

退院が実現されているのです。

 

リハビリテーション施設では

1、理学療法→立つ、座る、歩くなどの基本的な動作
2、作業療法→食事など腕や指先を使う日常の動作を
3、言語聴覚療法→言葉の発生や認識の訓練

といった多岐にわたる対応が求められるため、様々な能力を持ったスタッフが、その能力を

遠慮なく活かしてもらわなければ不可能と語り、基準の5倍以上に手厚く配置されたリハビリ

スタッフと、チーム内の密な情報共有で、とことん患者のやる気を引き出し、不可能と思わ

れる回復を実現しているのです。

 

ところが、病院でのリハビリで復活を果たしても、退院後再び寝たきりに戻ってしまうケースは

少なくないそうです。石川さんは、そんな在宅の人々を支えるための医療・介護の総合施設

『在宅総合ケアセンター』を浅草に作っています。病院を退院した後も安心して生活できる

様に、再び寝たきりにならない様にする為の『日帰りリハビリテーション施設』。

 

そこは、医療・介護の総合病院なのです。「かかりつけ医」のように、あらゆるサービスを

ワンストップで提供。復帰後の生活のために、センターの従業員が自宅周辺まで行って、その

目で環境や問題点を確認し、その為の対策を講じていきます。介添えする家族が、いなく

なっても、自分で生活ができるところまで見てくれるのです。

 

「地域から寝たきりをなくす」という壮大な理想の実現に向け、石川さんは、その意思を

充分に理解するスタッフとともに365日、頑張り続けています。応援したい気持ちで一杯に

ならずにはいられませんでした。本当に素晴らしい人たちでした。

 

リハビリテーションの始まりは、『人間の尊厳の回復』『権利や名誉の回復』との事。戦争

で傷ついた兵士を助けるところから、リハビリに医師が関わる様になったそうです。『2025年

問題』…在宅総合ケアセンターがもっと色々な地域に作られ、夢を失わずに元気に過ごせる

社会が実現していくと良いですねぇ・・・

 

 

 

 

 

 

 

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