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「廃業を決める農家を1人でも減らしたい」という強い思い

2019-10-9 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日の【セブンルール】『ITで農家救う!次世代担う野菜直販サイト・食べチョクの若き社長』の回、ご覧になられた方は居られますか?この【セブンルール】という番組は、7つのルールを手掛かりに、輝く女性たちの素顔を映し出す新感覚ドキュメント番組で、スタジオではYOU、オードリー若林、俳優・青木崇高、芥川賞作家・本谷有希子の4人が自然体でコメントを発していくので、なかなか面白く毎回楽しく見させて頂いております。

 

今回の主役は「世界を変える30歳未満の30人」に選ばれた女性、秋元里奈さん。神奈川県相模原市の農家に生まれ育った彼女は、大学卒業後、大手IT企業のディー・エヌ・エーに入社し、農業とかけ離れた生活を送っていました。ある時実家に帰省すると、廃業して荒れ果てた畑を目の当たりにしたのです。

 

「自分が好きだった畑がもうないんだと思った時、圧倒的な悲しさを感じた」

 

そう話す秋元さんは“農家が稼げる世の中にしたい”と思い始め、入社4年目でディー・エヌ・エーを退職。前職で培ったITの力を使って、オーガニック野菜をはじめ、生産者が品質にこだわった食材を消費者に直接届けることが出来る直売サイト「食べチョク」を運営する会社を立ち上げたのです。「食べチョク」は、生産者が自ら価格を決めて出品し、利用者は450を超える農家から選択して商品を購入することが出来ます。

 

渋谷区の住宅街に建つ一軒家が、秋元さんの自宅兼オフィス。3年前にたった一人で始めた会社は、現在社員10人にまで増えました。平日昼夜を問わず仕事に打ち込み、社員がお休みの土日は、農家を訪ねて栽培方法などに耳を傾けながら心をしっかりと掴んでいきます。こうした取り組みが評価され、「Forbes JAPAN」による「世界を変える30歳未満の30人」の一人にも選出されました。

 

「農家は儲からない」という周囲の言葉を打ち消すように、走り続ける秋元さんは「20代を捨ててでもやりたい」と、己の全てを農業に捧げています。「5年以内に上場できないと私たちがいる意味がない」と番組の中で話されていた姿勢には感服しました。ご自身が書かれている”クリエイターと読者をつなぐ”【note】というサイトには、こんな事も書かれていました。

 

「5年以内に…」というのは、『あくまで弊社の存在意義だけの話です。事業にはそれぞれ経営者の思いがあり、その全ては肯定されるべきものです。私の場合、「廃業を決める農家を1人でも減らしたい」という思いで起業していて、そのためにはスピードにこだわりを持っています。』また、こんな事も書かれていました。

 

『上場はあくまで通過点の一つです。私たちは「事業をしている一分一秒の間に廃業を決める生産者がいる」という危機意識をもち、スピード感ある事業展開を目指しています。あくまでその一つの指標が5年以内の上場です。全てのステークホルダーに利益を還元し、持続的な事業を構築していきたいと思っています。』同サイトには【食べチョク】の行動指針も書かれていました。

 

ちにみにサイトは、こちらです。
https://note.mu/akirina/n/n2e3c768acf1e
とても魅力的な女性でした。

 

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