ティータイム

今日は・・・幽霊の・・・日・・・

2016-7-26 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

1825(文政8)年、江戸の中村座で「東海道四谷怪談」が初演されました。

東海道四谷怪談(通称「四谷怪談」)は、浪人民谷伊右衛門に毒殺された妻

お岩の復讐話で有名ですよね。

 

不義密通をはたらいた男女が殺され、戸板に縛られ神田川に流されたという

実在の事件をヒントに四世・鶴屋南北が作った話です。

 

夏と言えば怪談話ですが、日本の怪談話は、海外のものに比べて、ドロドロ、

ジメジメしていて、見た目の怖さというよりも、深層心理に染み渡るような

重~い怖さ…ですよね。

 

でも、最近の若い人たちは、この『四谷怪談』や『番町皿屋敷』『牡丹灯籠』

と言った『日本三大幽霊』が登場する怪談を知らないという人も出てきています。

若い人は、『リング』とか『螺旋』とか『トイレの花子さん』?ですかねぇ…

 

さて、せっかくの幽霊の日なので、怪談話を一つ・・・

 

『悪の十字架』

 

それは、となりの町のできごとだった・・・。

夜遅く、男の子がお腹がいたくて目が覚めたんだ。

そして親を起こして、泣いて腹痛を訴えた。

 

5キロ離れた所に古びた小さな病院があったな。

・・・父親はそう思った。

そして、自転車の後ろに息子を乗せ、

懸命にこいで病院にたどり着いたんだ。

 

ドンドンドン!!

あけてください! 子供が腹痛で泣いています。

お願いします!

ドンドンドン!!

 

すると、ドアが開き、中から年老いた女の人が現れた。

こんな真夜中に、どうしましたか? 先生はおらんよ。

明日またお出でなさい。

 

明日は何時にあくんですか?

10時にあけますよ。

 

そうか、あくの10時か・・・。

 

あくのじゅうじか・・・

 

悪の十字架・・・

 

 

 

 

 

 

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