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様々な部署の立て直し経験が観光列車【ななつ星】に活かされた

2018-3-26 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月1日放送のカンブリア宮殿『観光列車王国!JR九州 逆境をバネに挑む 新たな鉄客商売』の回、ご覧になられましたか?

 

JR九州が約30億円を投じて造った超豪華クルーズトレイン“ななつ星 in 九州”。特別なデザインと、地域に基づくストーリーを兼ね備えた列車で、浦島太郎の竜宮伝説をテーマにした「指宿のたまて箱」や温泉リゾート由布院の魅力を凝縮した「ゆふいんの森」など、12種類が運行しているのだそうです。

 

列車を「移動手段」から「観光資源」へと変貌させたことで、数多くのテレビ番組にも取り上げられ、誰もが一度は乗ってみたいと思われた事でしょう。

 

世界一を目指して作られた豪華クルーズトレイン"ななつ星 in 九州"は、今や倍率20倍の人気を誇る観光列車となりましたが、JR九州の躍進を支えるのは、鉄道事業だけではないそうです。船舶、外食、不動産に農業など多岐にわたり、非鉄道業で営業収益の6割を担うまでに成長しているとか。なんと東京にも【うまや】というお食事処があるそうで、本当に多角経営ですよね。

 

そんな全国各地で講演の依頼が絶えないという九州旅客鉄道 代表取締役会長の唐池さん(籠池ではないですよ…)。逆境と屈辱がバネになったと語る唐池さんは、31年前の国鉄分割民営化後入社したJR九州でのキャリアは、苦難の歴史だったそうです。

 

船舶事業への異動を命じられたり、2度に渡る赤字続きの外食事業の立て直しをさせられたり…様々な部署を立て直し、切り開いてきたやり手の会長さん。その影響か、新規事業を立ち上げると、率先して手をあげる会社に成長しています。唐池さん曰く、優秀な人間から外に出すようにしているそうです。

 

そんな成功を呼ぶ人材登用術もそうですが、様々な苦労や経験が、より地元愛を強め、鉄道だけでなく農業まで始めてしまうような、九州全体を押し上げようとする動きに繋がっていったのでしょうね。

 

【ななつ星】乗ってみたいですよねぇ・・・
 

 

 

 

 

 

 

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